実は…
医療関係者であれば知っているであろう処遇改善加算手当。
これは介護職員全体に対する処遇の改善で国からお金が支給されるものです。
以前であれば介護職で均等に分配されるものです。
ただ納得いかない事がありました。それは看護師です。
看護師って介護もするんですよ…特に施設では看護業務だけしていればいいというものではない。なのに支給の対象外…こんなこと国がするもんでこのように考える人もいます…だったら介護業務はやりません…このような考えになるのも無理はないです。
私は看護も介護もやってきたのでお互いの大変さも理解しているつもりです。
「看護師さんは処遇改善加算手当の対象外です」と言われたときは私も「不公平だな」と正直思いました。
しかしとある施設では実は職員全員(介護・看護・事務員)のボーナスに当てられていたりと配慮している施設もありました。その時はそんなこともできるんだ…と思ったのをハッキリとおぼえています。そんな時代のときは有り難いと思いました。
現在では特定処遇改善加算と名称が変わり、経験や技能のある職員への処遇改善となっています。これにも加算をお国から支給してもらうためには3つ条件を満たす必要があります。更に加算分配というルールもでき、プラス10年以上の勤務経験が必要となっています。
実際貰える金額は事業所ごとに違うのでちゃんと説明を受けたほうがいいでしょう。
そして看護師としては有り難いですが、未だにこのお金をボーナスなどに回している施設も少なくないのではないかと思います。
だからこそ国には分け隔てない対応をしてほしいと思います。(今回小池都知事も所得に関わらず0〜2歳までの保育料の無償化と話されており平等性は保たれていると思いました。)
まぁ小池さんの政治活動には賛否両論あると思いますが私は平等という観点からは賛成の意見でした。